再契約希望表明続々

コーチと選手たちのエグジットインタビューがあって、クリフォードHC:「優勝しなければ常にそれなりの落胆はある」が、「(シーズン前に)我々が良いチームになることを信じていたのは自分たちだけだった…48勝するのは容易なことではない。彼らは素晴らしい働きをした」
「(来シーズンは)MKGの復帰によってすべてが変わる」
そして、FAになるアルさん、マービン、ニコラ、リンが次々に再契約希望を表明してくれたようです。
ちなみにESPNで確認したホーネッツのFAは
<完全FA>バトゥーム、ハンズブロー、リー、ジェファーソン、ウィリアムズ、リン(プレイヤー・オプション)
<制限付きFA>ダニエルズ、グティエレス
それぞれオブザーバーの記事からざっとコメント中心で。
Jefferson says he’d take pay cut to remain with Charlotte Hornets
「ここより行きたいところはない。このフランチャイズが過去3年間にやって来たことは素晴らしかったし、自分はその一員だった。ビジネス面があることは分っているが、自分は本当にここにいたい。ここでキャリアを終えたい」
おそらくかなりの減給(今季1350万ドル)にならざるを得ないことは承知している。
「次が13シーズンめ、31歳の自分にとってこれが最高の状況だ。自分はもうキャリアの中で大金を追うポジションにはいない」
「ここと契約したときはクレイジーだと思われたが、自分ではケンバやマイク(MKG)、そしてクリフォードHCが成し遂げることを予想できたし、自分もその一員になって満足だった。今後も一員のままでいたい」
Marvin Williams: ‘No question I want to return’
「もちろん、戻りたい」 「自由契約は何でもあり得るし、ビジネス面もあるのはもちろんだが、自分は、ここに戻って今のチームメイトと一緒にクリフォードHCの下で再びプレーしたいと思っていることを知っておいて欲しい」
強いチーム・ケミストリーにも言及:「たぶん、今年は自分のキャリアで一番楽しいシーズンだった。彼ら(チームメイト)と一緒にプレーするのはとても楽しかった」
「2年、3年、あるいは4年間一つのグループをキープ出来たら、本当に良いチームを築くことができると思う」
Jeremy Lin says he would ‘love’ to return to Charlotte Hornets next season
オプトアウトはするつもりだが、ホーネッツと再契約「したい」。
「毎年移籍するのは好きじゃない。荷造りして、また荷ほどきしてっていうのはね。間違いなく、戻ってくることに興味がある」
今まで、ニックス、ロケッツ、レイカーズでプレーしてきたが、「(NBAでの)6年間で一番楽しかった。素晴らしいチームメイトと、本当に気にかけてくれるコーチ陣とともに過ごして。バスケットボールのゲームについてたくさんのことを学んだ、特にディフェンス面で」
ホーネッツと長期の契約を結ぶのが理想だが、金額がすべてではない。
「一番大事なのは、自分が楽しくて幸せでいたいということだ。安い契約で楽しく過ごしたこともあるし、もっと高い契約をもらっても全然楽しめなかったこともある。正直言って、金額が一番重要だったことはない。チームが自分をどう評価してくれているかという意味では重要だが、自分はそれほど金額は気にしていない。(1シーズン200万ドルちょっとで)ここへ来たことでも明らかなように」
そして、ホーネッツの今シーズンのケミストリーはファンが理解するより特別なことだと:「(プレシーズンの)中国遠征のときから、このチームは本当にうまくいくと皆が思っていた。僕は、途中で衝突することもあるんじゃないかと少し思っていたが、本当に何もなかった。プロのレベルで、15人全員がこんなにまとまっているグループは見たことがない。15人で一緒に何かをするのがめずらしくなかったんだ。それは本当に本当にまれなことだよ」
さらに、クリフォードHCの率直さと正直さも称賛:「うわべを取り繕ったり、うそをつく人じゃない。だから彼の下でプレーしたがる選手が大勢いるんだよ」
Is Hornets’ Nic Batum worth deal in excess of $20 million?
Nic Batum has ‘unfinished business’ in Charlotte
再契約について、“Why not?” と。
「真っ先に彼らと話したい。7月1日はクレイジーな日になりそうだが、シャーロットが僕の最初のコールだ」
「ここへ来たとき、ケンバとともに(トップ)2オプションになることを望まれた。僕は彼らに信頼されたことが嬉しい」
このチームの魅力は?
「ほとんどあらゆること -- コーチ陣、組織、シャーロット市と選手たちも」
「僕たちは、成功するために必要なこと、ゲームに勝つためにやらなければならないことを理解している。何があろうと団結している必要があると。一部のチームでは、特に契約最終年の選手が多い場合、自分の成績を気にしてうまくまとまらないことがある。ここには(FAになる選手が)5~6人いたが、そんなことはなかった。そんなことを考えないところが素晴らしかった」
あと、「僕たちは明日トロントでプレーしているべきだった。だから、やり残した仕事がある」
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まあ、ニコラは限りなくMAXだろうから、あとはアルさんとマービン、リンがどれくらいで妥協してくれるかですね~。ボーネルさんは、「新しいテレビ契約によるサラリーキャップの急騰の結果、ローテーション・プレイヤーの5人のFAのうち、バトゥーム&少なくとも2~3人のFAを残す余裕がある。ただし、それは他チームも同じ。タレントに飢えたビッグマーケットのフランチャイズ、ニックスやレイカーズもバトゥームを追うだけの余裕を持つことになる」と言ってますが。うまくいけば4人は確保できるのかな…リーも残したいけどなぁ。
そして、皆の信頼が厚いクリフォードHCは、この前Wojさんがコラムで、「選手たちを活かし、このコーチの下でプレーしたい!と思わせるスティーブ・クリフォードはホーネッツの財産」と書いていた通りですね。