早い者勝ち

結局何日かかったのか分からないけどやっと読み終わった、もう20日も前のクリフォードHCについてのコラム。
上手く日本語になっていなかったり、あちこち曖昧なのは目をつぶってくだされ。(^_^;)

Steve Clifford hiring brought ‘credibility’ to Charlotte Bobcats
By Rick Bonnell
Posted: Friday, Apr. 25, 2014

スティーブ・クリフォードは、NBAのヘッドコーチとして求められるなら相手がどこのチームでも自分は果報者だと思っていた。「嘘をつくつもりはない。私は以前からずっと、一番最初にオファーされた仕事を引き受けるつもりだった」
それで、昨年の春シャーロット・ボブキャッツからオファーがあったとき、クリフォードはミルウォーキー・バックスとの面接をキャンセルし、エージェントのスティーブ・カウフマンにこの話をまとめてほしいと指示した。

それは、クリフォードがどんな人間かを示している:彼は虚飾に興味がない。彼のキャリアは仕事一筋だ。
アル・ジェファーソンは3月に言った。「コーチについて1つ知っていること:彼は、何をするか言って、言ったことをする」

それは、かなりうまく働いた。過去2シーズンで28勝120敗だったボブキャッツは、43勝39敗でシーズンを終え、10年のフランチャイズの歴史でたった2度目のプレイオフ出場を果たした。
4月は7勝1敗という成績で締めくくり、クリフォードは4月のコーチ・オブ・ザ・マンスに選ばれた。メディアが投票する年間最優秀コーチ賞でも4位に入っている。
「彼は我々が組織として強く必要としたものをもたらしてくれた、信頼性を」と、ロッド・ヒギンス球団社長は言った。

ボブキャッツがコーチ人事に成功するまでしばらく時間がかかった。2010年の12月から2013年の6月までに、彼らはラリー・ブラウンとマイク・ダンラップを解雇し、ポール・サイラスとは再契約せず、コーチを3人替えた。

あと2シーズンの契約が残っているクリフォードはキーパーに思える。クリフォードを雇うプロセスは、ヒギンスと当時のオーランド・マジックのオーティス・スミスGMとの会話から始まった。
「オーティスは私に、『クリフについて1つ言えるのは、君は毎試合、彼が勝つ準備をさせてくれたチームをプレーさせることができる、ということだ』と言ったんだ」と、ヒギンスは回想した。

彼は強迫観念の強い人間ではない。が、彼にとって重要なことは極めて重要だ。チームの練習用ジムには、彼の『必須事項』を思い出させるための標語が張り巡らされている。たとえば、“We get back in transition”・・・“We defend without fouling.”・・・“We play to our strengths and help our teammates play to their strengths.”
それらのスローガンの目的はアイデンティティを明確にすることであり、選手たちは留意した。

彼は、故郷のニューイングランドに帰って高校のコーチと特殊教育の教師を務めることで申し分なく満足だったと言う。 しかし、1985年には大学のコーチとなり、シエナ、ボストン・ユニバーシティー、アデルフィ、イースト・カロライナの各大学でも働いた。

2000年に、ジェフ・バンガンティがニューヨーク・ニックスのアドバンス・スカウトとして彼を雇った。クリフォードはニックスとヒューストン・ロケッツ、マジック、レイカーズでジェフ・バンガンティと彼の兄のスタンのアシスタントとして13シーズンを過ごした。

<準備>
5シーズンの間に4人のヘッドコーチの下でプレーしたジェラルド・ヘンダーソンは、「彼について最も突出していることは、うまくやるために飢えがあるということだ」と言った。「彼は、毎日の準備でそうアプローチをする。あらゆる点で、彼はどれほど緻密なことか」

彼のメンターたちは、極端なまでに注意深かった。スタン・バンガンディはオフシーズン、クリフォードに起こりうるあらゆる事態を想像するようにと教えた。シーズンが始まる前に広範囲のプランを持たなければ負けると。

年次のヘッドコーチ・ミーティングがシカゴであると知ったとき、クリフォードはもう一人のメンターであり親友にもなるブルズのトム・シボドーを追うための時間を作り、トレーニング・キャンプからプレイオフまでのプランを確かめるためにシボドーのログをすべて詳しく調べた。

クリフォードは確かに、NBAコーチになる天才ではなかった。彼はディビジョンIIIのメイン・ファーミントンでプレーし、教師の資格を取った。大学のアシスタントからNBAスカウトへ、そしてNBAのアシスタント・コーチへの転身は、決して壮大な計画ではなかった。
「私はこのリーグにいることを当たり前のこととは決して思わない。彼らは世界最高の選手たちだ」と、クリフォードは言った。「もし勝たなければ、彼らがコーチをさせてくれないだけだ」

ヒギンスは、クリフォードが選手たちと接するあるあらゆる場面で、その切迫感を見る。
「彼は時間を無駄遣いしない」と、ヒギンスは表現した。「ルーズなシュートアラウンドもルーズな練習もルーズなフィルムセッションもない」
「(コーチとして)影響できないことはたくさんある。だから彼は、自分が影響できる機会は確実に無駄にしない」

<ペルソナ>
5月で53歳になるクリフォードは昨年の秋、胸の痛みを感じて緊急治療室に収容されたとき、唐突に仕事と人生のバランスを自覚させられた。医師は2つの動脈の障害を除き、心臓発作は回避された。
テキサスで看護師をしている彼の姉妹は、もっと体に気をつけるように警告した。
「とにかく、もっと眠るように言われたよ」と、クリフォードは言った。 「今は(遠征から戻る)飛行機で寝ているし、試合の日には昼寝をしている」

クリフォードは、すぐに自分を笑う。最近、誰かがヘッドコーチとしてどう変わったか尋ねたとき、彼は自分の心臓パニックをネタにした:「そうだな、体重が増えたよ。あと、ステントが2本入っている」

アルマーニのスーツとキャデラック・エスカレードがいっぱいのNBA界で、クリフォードは今も労働者階級のままだ。選手たちはいつも彼が運転している古いホンダをからかう。最近ワシントンで、彼は胸に3ヶ所コーヒーのシミが飛んだワイシャツ姿で試合前のテレビインタビューを受けた。
「気付かれたか!」と、彼は高笑いしつつ記者に言う。「アリーナへ来るバスでこうなったから、どうしようもなくてね」
選手たちは彼の上手なユーモアが好きだ。
「彼は、まず第一に素晴らしい人だ。彼となら誰だってうまくやっていける」と、ケンバ・ウォーカーは言った。

その評判をお人好しと混同しないように。クリフォードは、必要とあれば激怒し、罵り、叫ぶこともできる。それも、決してパーソナルにはならないように。オーナーのマイケル・ジョーダンは、選手たちがダンラップのアプローチに反応しなかったため、彼を1シーズンで解雇するしかなかった、と言った。クリフォードは異なる。
「彼は全員に責任を課す。でも、同時に僕たちには彼に対する敬意がある」と、ウォーカーは言った。
「僕たちは、彼のことを人として、そしてコーチとして知っている。彼から何か言われたら、自分が間違ったことをしたのだと分かる。彼は長くこのリーグにいて、たくさんのことを見てきた人だ」

クリフォードは、とても視覚的な教師だ。コーチに就任して間もない頃、ウォーカーとピック&ロールをより効果的にする方法を検討していたとき、クリフォードは何も言わずに前シーズンのビデオを見せた。ウォーカーは、突然ひらめいたように、「僕はパスをしない!」と大声で叫んだ。
クリフォードは正確にメッセージを送っていた。
「見れば気付くことがある。誰かに何かを伝えようとしても漠然としてしまう場合がある。3本のクリップを見せることで、言いたいことを伝えるのもずっと容易になる」

マイアミ・ヒートのエリク・スポールストラHCは12月に、ボブキャッツがクリフォードの下でどう変わったか尋ねられた。スポールストラは、彼らは常にハードにプレーしてきたが、今は「組織されている」と答えた。
その組織は単純さのファンクションだ。ディフェンスにたくさんの仕掛けはない。しかし、2、3の基礎がある――トランジションでは必ず戻ること、リムでの得点を献上しないこと、行き過ぎたファウルをせずに守ること。クリフォードがシャーロットへ到着したその日から譲らない点である。

ヘンダーソンは、その真っ直ぐさが好きだ:
「彼は、『これが君にそうであってもらいたい選手』あるいは、『これがここにいることができない選手』と言う」と、ヘンダーソンは言った。
「負け続けているチームにいると、習慣を失っている。大勢がそうふるまうと、より一層加速する。その文化は変えなければならないし、かれはすぐにそうした」

<プラクティカル>
最近のボブキャッツのコーチには多くのドラマがあった。ブラウンは、フロントを公然と後知恵で批判した。サイラスは、タイラス・トーマスと肉体的に対立した。ベン・ゴードンが試合前のウォークスルーの間にボールをドロップしたとき、ダンラップは激怒した。
クリフォードにはドラマがない。ヘンダーソンはそれを評価する。
「彼は、ディフェンスで戻るとか、特定のことにはやかましい。ゲームとプレーについては気をもむ。あとのことはすべて、僕らの自己責任だ。バスに乗り遅れたら罰金になるだけで、彼から何か言われることはない」

クリフォードは、ジェフ・バンガンティから言われた言葉をしばしば引用する――規律を押し付けるのは簡単だ。規律を持ってプレーすることは難しい。
「彼らはプロだ。我々は大金を払っている。彼らには、彼らが当然与えられるべきものを与えなければならない」と、クリフォードは言った。

クリフォードは、アソシエイト・コーチのパトリック・ユーイングとアシスタントのボブ・バイアー、マーク・プライス、スティーブン・サイラスとボブ・ワイスというベテランのコーチ陣のおかげで、最初のシーズンは比較的容易だったと言った。彼らにはそれぞれ、クリフォードの机まで伝わらない問題に対処する権限がある。

ゲイリー・ニールがチーム違反(何があったか今でもまったく公になっていない)で欠場処分になった以外は事件のないシーズンだった。
このチームはエラーの余地があまりないかもしれないが、それはパフォーマンスと一致していた。唯一苦しい時期は12月下旬から1月上旬にかけて8試合中7敗したときで、あとは4連敗以上したことがない。

現在、彼らはNBAチャンピオンとのプレイオフ・シリーズで試されている。ヒートにアイデンティティを消されて今のところ0勝2敗だ。レギュラーシーズンはターンオーバーとファウル数がリーグ最少だったのだが、この2敗はターンオーバーもファウルも多い。
クリフォードは選手たちに、このチームにはずさんなプレーを乗り切るほどのオフェンスの武器がないと思い出させ続けている。しかし彼は、素晴らしく才能があり良く訓練されたチームに対する2敗にうろたえてはいない。

ジョシュ・マクロバーツは、クリフォードの一番好きなところは辛抱強さだと言う。マクロバーツが言うには、自分は生来我慢ができないたちだから、ヘッドコーチの資質をリスペクトしていると。
「勝ち続けているときは負ける気がしないんだ。そして、負け続けているときは、二度と勝てないんじゃないかと怖くなる。でも、たとえ何が起こっても、彼はいつも我々を安定させてくれる。それはとても重要なことだよ」

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No title

長文の翻訳お疲れ様ですm--m

クリフォードHCの人となりや仕事観がわかって面白い記事でした。
ありがとうございます。

No title

ありがとうございます。
もっと時間をかけても少し上手な日本語にしたかったんですけど。(^_^;)

この記事を読んで、ますますクリフォードHCには長期安定政権でいてほしいと思いました。
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