Michael Jordan has not left the building (9)

◇◇◇◆◇◇◇

彼は変わろうとしていて、少しずつ取り組んでいる。ここ数年は、たとえ自分は水が大嫌いでも、イベットが好きな船旅に出ている。最初の航行では船上で気がふれたようになった。一番最近の旅行では、自分の激情が消える感じがした。それは勝利だった。彼はバスケットボールを観なかった。毎朝、太陽と共に起き、フィッシング・チェアーに腰を据え、その日最初のコロナ(*メキシコ原産のビール)の栓を開け、友人と一緒に8時までトローリングを楽しみ、巨大なキハダマグロを釣り上げる。美味しい寿司を作る。ジョーダンは幸せだった。友人たちへのバケーションの報告は、「飲んで、食べて、飲んで、食べて、飲んで、食べて」だった。大好きなテキーラを何ケースも空け、まったくパソコンに触れない生活が家へ帰るまで続いた。その後、彼は再びゲームの近くに戻り、おなじみの衝動が彼を苦しめ始めた。

シャーロットで、彼は218を考え始めている。

バケーションから戻って以来、彼は毎朝ジムにいる。食事時間には食べて良いものとダメなものを尋ねるために栄養士にメールをする。Mister Terribleでの不摂生がたたり、帰宅後、体重計が示す261ポンド(118kg)という数字に思わず目をこらした、というのが表向きの理由だ。9日後、オフィスでバスケットボールに囲まれた生活に戻って、体重は248ポンド(112kg)に減った。彼は自分の減量を健康のため、あるいは50歳のバースデー・パーティーで見栄えが良いように、と言い張っている。しかし、本音は218ポンド(99kg)が目標なのだ:ジョーダンの世界ではなじみのある危険な数字。

現役時代の体重だ。

イベットは現役時代の自分を知らない、「218ポンドの私を見ていない」と、彼は言う。オフィスの壁には青年時代の写真が額に飾ってある。リムへ舞い上がり、両足は胸の近くに引き上げられ、まるで飛んでいるような姿だ。彼は、物欲しそうに微笑んでその写真を見やる。

「私は218ポンドだった」。

彼の心が求めるものと体が与えられるものの隔たりは毎年大きくなる。ジョーダンは、ブルズの昔のビデオを見てからジムへ行くと、エクササイズ・マシーンで「凶暴に」なるという。それはギョッとさせる。この間、ボブキャッツで働く兄のラリーが練習コートでの騒ぎに気付いた。オフィスの窓から目をやると、弟がボブキャッツの中で最高の選手の一人をワン・オン・ワンで圧倒していた。翌朝、ラリーが笑って言うには、ジョーダンは自分のオフィスへたどり着かなかった。彼はトレーニングルームまで行ってトリートメントを受けていた。

「代償を払っているわけだ?」と、ラリーは尋ねた。

「別に」と、ジョーダンは答えた。

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No title

楽しみに読んでます!
ありがとうございます。

頑張ってくださいね(^-^)
MJファンは、みんな楽しみにしてますよ!

No title

ありがとうございます!

そう言っていただけると恥さらしているかいがあります~。(^_^;)
トレーニングキャンプまであと10日余り、何とか頑張ります!
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