変態

動画とショットチャート満載のBleacher Reportのコラムが検索にかかって来たのでざっくり読んでみました~~~。
でも、動画や図まで貼るとちょっと気がとがめます。(^_^;)

How Michael Jordan Re-Defined His Game to Extend Legendary Career
By Kelly Scaletta (Featured Columnist) on August 21, 2013

マイケル・ジョーダンについて一番アメージングなことは、自分のキャリアを伸ばすためにいかに自分を再定義したかというところである。
悲しいことに、ジョーダンのゲームが時間とともにどのように変わったか調べることができる現代のようなショット・チャートはない。しかし、我々はハイライト・ビデオを見ることができる。科学的ではないが、それでも明らかになることはある。

まず、1989年のこの一連のハイライトを見てください。



ハイライトのほとんどが(確かにすべてではないが)どれほどリムに近いかお気づきだろうか? ジョーダンのゲームはより垂直で、バスケットに到達することを重要視していた。
彼には対等に競い合うほどのガードがいなかったため、彼のことを「過大評価されている」と断定する人々もいた。クライド・ドレクスラーやジョー・デュマースはそれに同意しないかもしれないが。

ジョーダンはキャリアの前半、ビッグマンの時代にペイント内を支配した。リムへドライブし、アキーム・オラジュワン、デビッド・ロビンソン、パトリック・ユーイング、ビル・レインビアらを相手にフィニッシュした。
ディフェンス3秒ルールのない時代に。
それは、彼が肉体的な打撃を受けることを意味した。悪名高い『ジョーダン・ルール』について、チャック・デイリー本人がスポーツ・イラストレーテッドのジャック・マッカラムに語っている。

「マイケルがポイントの場合、我々は彼を左へ行かせ、ダブルチームした。左ウイングにいたら、すぐトップからダブルチームに行った。右ウィングにいる場合は、ゆっくりダブルチームした。彼はどちらのウイングからでも敵を害することができた。と言うか、ホットドッグ売り場からでもできたが。しかし、我々はとにかくlookを変えたかった。それから、彼がボックスにいたらビッグマンとダブルチームした」

「他のルールは、彼がそばを通ったらぶちのめす(*nail=「つかまえる」「殴る」「身動きできなくする」どれだ?)。スクリーンを抜けたらぶちのめす。ダーティーなプレーはやりたくなかった(我々をそう考える人々がいたことは知っている)が、非常にフィジカルにコンタクトしなければならなかった」

スコッティ・ピッペンとフィル・ジャクソンを加えるとともに、4度のトライを要したが、結局、ジョーダン・ルールさえ彼を止めるのに十分ではなかった。ひとたびデトロイト・ピストンズのディフェンスを克服すると、マイケル・ジョーダンは二度と優勝しないフルシーズンを過ごしたことはない。

ただ、他のチームが同じ方法で彼を倒そうとし続けなかったわけではない。彼を相手にする最高の方法は、まだ非常にフィジカルに当たることだった。それは、ジョーダンが自分のゲームを調節したことで機能しなくなった。
問題は、ジョーダンが若くなっていかないことだった。彼は永遠に打撃を受け続けることはできなかった。

キャリアの最初の9シーズンで、彼のポゼッションはおよそ1万8298。NBA史上、エルビン・ヘイズとウィルト・チェンバレンの2人のセンターに次いで3番目に多い。それほどの打撃を受け続けては長持ちしそうになかった。

そこで、ジョーダンはポストアップのゲームに取り組んだ。ヒュービー・ブラウンはNBA.comでジョーダンの変化を解説している。
「キャリアが進むにつれて年齢によるわずかな衰えがあったが、彼には以前から、現代のバスケットボールに欠けている8フィートから15フィートのショット、中距離のゲームがあった。タフな中距離のゲームがあるだけでなく、驚くべき跳躍力のおかげで、彼のドライブは常にフィニッシュできた。そして、キャリア終盤に、マイケルはNBAで屈指のポストアップ・プレイヤーに変身した。完璧なバンプとフェイダウェイ・ジャンプショットがあったので、ほとんどアンストッパブルだった。他のあらゆる動きはもちろん、その一つのムーブで、バスケットに背を向けた彼は最も支配的なポスト・プレイヤーの一人になった」

証拠はここに。



これらのプレーの一部はキャリアの早い段階からあったが、多くは後期に現れた。彼がどれだけスコアリングをリムから遠ざけ、身体的な接触が少ない位置に移しているか分かる。

ショットチャートがないので、いつ彼がその移行をしたか正確に定めるのは難しい。最初の引退から復帰後と仮定するのは簡単だが、1991年(53.9%)から1992年(51.9%)、 1993年(49.5%)というFG成功率の下降は、それが緩やかなプロセスで、引退前から始まっていたことを示唆している。

30歳に近づき、越える中で、彼はポストアップ・ゲームと伝説的なフェイダウェイ・ジャンパーをゆっくり取り入れた。それは彼のキャリアを伸ばした。これについて素晴らしいのは、彼がその変化を経験する間も得点王を獲得し続けたということだ。

ジョーダンがミッドレンジ・ゲームにおいてどれほど致命的だったかを示す、1997シーズンから入手可能なショットチャートがNBA.com/STATSにある。しかし、彼のキャリア初期と比較するチャートはない。

(クリックで拡大)
Shotchart_1377133449171_crop_exact.jpg

彼は「史上最高齢の得点王トップ3」である(32歳、33歳、34歳)。
(*あれ?1997-98シーズン終了時点でもう35歳でしたが、どういう数え方?)

30歳から35歳で平均29.4得点という信じられないくらい素晴らしい数字。殿堂入りが確実なコービー・ブライアントは今年、「年齢とともに良くなるばかり」だから“Vino”(*イタリア語・スペイン語でワイン)と呼ばれた。彼は1試合平均27.3得点でランキング3位だった。
それなら、ジョーダンは “The Macallan,”(*スコッチを代表するシングルモルトウイスキー )でなければならない。

このビデオが示すように、ブライアントはジョーダンのゲームを模倣することによってジョーダンのポスト30歳の成功に近いことができた。



ここで明白にしよう。これは、ジョーダンのゲームのイミテーションで、彼らが似ているということを証明しない。ブライアントがジョーダンから学んだということを証明している。贋造者をオリジナルのアーティストと同等と呼ばないように。ブライアントがジョーダンから学んだことは何も間違っていない。ただ、自然な類似と偽らないでほしい。

現在、レブロン・ジェームズ(現役最高の選手)は、ジョーダンから学ぶ際に恥などないとブライアントから学ぶ必要がある。最終的に、ジェームズの確定順位は、彼が30歳以降にどうするか次第になりそうだ。
彼が30歳までにしたこと、そしてしていることは、トップ10を確保するのに十分だ。しかし、その後の成績が、トップ5か、トップ3か、はたまたジョーダンとトップを争うか決めるだろう。

しかし、今、彼は3年連続でファイナルへ進んだ。サイボーグの身体でも疲れ始める。
ジョーダンは、体が年をとるにつれてゲームを変えた。彼はもう若い頃のような驚くべき機敏さを備えていなかった。技術が身体能力を埋め合わせた。
ブライアントは同じことをした。その結果、彼は史上トップ7、またはトップ8を確保し、さらに上も狙える。

ジェームスの最初の2つ(ことによると3つ)のリングは、彼が世界で最も身体的に支配的な選手であるゆえのものだ。 しかし、いずれは彼もステップを失う。そして、そうなったとき、それを埋め合わせるゲームを磨いているか?

彼はある程度そうし始めた。28歳の彼のスキル・レベルをジョーダンや34歳のブライアントと比較するのは公平ではない。彼は成長する必要があり、成長する余地がある。しかし、成長する時間もある。彼は学びたいという意欲を示したし、今のところそれが我々に評価できるすべてだ。年をとった彼がどのように成長するか見るのは興味深い。

ジョーダンは、自分のキャリアをスタートと同じくらい力強くフィニッシュしたので、「史上最高の選手の一人」から「ほとんど誰もが認める史上最高の選手」になった。ジェームズが合法的に彼に挑戦するためには、同じことをする必要があるだろう。

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No title

MJが凄いのは35歳までの最後の3シーズンの平均得点は年々落ちているのにプレイオフでは逆に平均得点が年々上昇してるんですよね。MJ自身の体力もチームの力も年々落ちていく中で、それでも一番大事な時期でしっかり力を発揮できる、それこそがMJが史上最高の選手である一番の理由だと思います。

レブロンは今年のファイナルを見る限りではシュート力やポストプレイのスキルではジョーダンやコービーに比べると1段落ちますよね。今はまだあまり想像できませんけど30歳を過ぎるとレブロンでも身体能力で圧倒できなくなる時が来るのでしょうか。そうなるとよりシュート力に秀でたデュラントの方が長く活躍できるかも?

No title

レブロンの身体能力の衰えは、既に始まっていると思います。

今年のプレイオフのvsIND、vsSAS。勝負どころでは活躍しましたが、それ以外の時間帯では、Georgeのスピードについていけない、Leonardを1対1で突破できないという場面が目立ちました。特に、Leonardには、1対1にもかかわらず、ゲーム終盤以外は、ほぼ抑え込まれてしまいました。レギュラーシーズンは無敵でしたが、プレイオフで落ち込んだので、勤続の疲労が出始めてるのかなと。

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No title

◎ひでさん
え、そうでしたっけ!?とさっそく確認してきました。(^_^;)
95-96シーズンに比べると96-97、97-98シーズンとチーム全体が老化して、その中でより得点に力を入れた結果ですね。そう言えば、ピペンの状態がひどかった98年のファイナル第6戦では、「オフェンスのためにディフェンスを休んでいる」と言われつつ、45得点でしたよね~。あれには惚れ直しました。
チェンバレンとの比較でも、チェンバレンはプレイオフの得点がレギュラーシーズンより落ちる(からジョーダンの方が上)という見方があって、私も大きくうなずいたものです。(^^)v

レブロンはとにかく圧倒的に身体能力に恵まれているから、ちょっと衰えても大して影響がないような気もしてしまうのですが。(笑)
確かに、そこをどうやって克服していくかというのは一つ楽しみですね。


◎gocpgoさん
そう言えば、レブロンはけっこうジョージやレナードに苦しんでいましたっけ。
28歳はもう「若くない」年齢だし、それがまずスピードに現れているんでしょうか。
ウェイドがちょっと存在感が薄くなってきて、レブロンの負担が増しているのもプレイオフでの疲労につながっていそうですね。
レブロンが目に見えて衰え、それを技術でカバーするようになったら、私も今よりずっとレブロンがお気に入りになるのかもしれません。(^_^;)


◎鍵コメさん
「変身」で良かったわけですが、あえて狙ってみました。(笑)

この前、Eテレの「哲子の部屋」で『変態仮面』やってるのを見た影響です。(^▽^;)
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