新天地で復活を期す

2004年にコネチカット大学を全米制覇へ導き、同年のドラフトでボブキャッツとブルズに2位と3位で指名され、それぞれのフランチャイズの期待を一身に担ったエメカ・オカフォーとベン・ゴードンが、今シーズンは共に新天地で復活を期す、という長い記事。ま、こんなところでしょーか。

DIME MAGAZINE: No Respect: The 2 NBA Veterans Ready To Re-Emerge This Season

マイケル・ジョーダン時代が終わり、デリック・ローズ時代が始まるまでの間、数えきれないほどの3Pでブルズをコンテンダーへ引き戻した男を覚えているだろうか? 彼はポイントガードの体をした2番だった。ベン・ゴードンは今29歳になり、リーグで9年目のシーズンを迎えている。そして、彼がシカゴを約束の地へ導くだろうという期待が薄れるとともに、彼の名前も消えていった。

我々は忘れるべきではない選手を忘れた。あらゆるチームが必要とすることをする誰か:彼はシュートを決めることができる。そして、プレーオフで1試合につき20.2得点の平均得点(大部分はベンチから)を持つ。また、史上初めてルーキーで6thマン賞を受賞した。

我々はもう一人、彼の大学時代のチームメイト、エメカ・オカフォーのことも忘れている。オカフォーもシャーロットでフランチャイズの顔になることを期待され、新人王も獲得した。キャリア平均12.7得点、10.1リバウンドという成績にもかかわらず、今30歳のオカフォーは、リーグのエリートセンター議論にまったく名前が挙がらない。

それでも、ゴードンのように、彼はチームにすこぶる有益なことを1つする:ブロックショット。ひざの怪我で昨シーズンのほとんどを欠場する前、2010-11シーズンのオカフォーは、レギュラーシーズンの1試合平均ブロック数(1.76)が11位、総ブロック数が13位(127)で、アンドリュー・バイナムより上だった。

ゴードンはチームに即座のオフェンスをもたらし、オカフォーはディフェンスでの存在感をもたらす。それで、どうしてこの2人の実績あるベテランは、NBAの記憶から消されたか? 一部の人々は彼らを「失敗」と呼ぶ。しかし、私は彼らを表現する際、「型にはまらない(異例の、型破りな)」という言葉を好む。あるいは、現在の流れにはうまく合わない存在なのかもしれない。ゴードンが入った年、ドラフトの上位10名のうち7名がフォワードかセンターだった。しかし今は、速くて鮮烈なコンボガードがほしいままにリーグを支配している:ちょうど、シカゴをゴードンから引き継いだデリック・ローズのような。ゴードンのペリメーターゲームは、ラッセル・ウェストブルックとジェームズ・ハーデンに代表される、ガードのチェンジングにはうまくフィットしない。

オカフォーも中間的なポジションだ。身長は6フィート10インチで、パワーフォワードの基礎的スキルを持っているが、ドワイト・ハワードやバイナムのような大きな体はない。しかし、オカフォーは、一貫性というリーグの支配的なセンターにはないものを持っている。同様にゴードンは、辛抱強さと高いショット・セレクションIQというリーグの多くの華やかなガードにはないものを持っている。

2008-09シーズンはおそらくゴードンのベストだった。しかし、それはブルズでの最後のシーズンでもある。ローズは平均16.8得点、6.3アシストで新人王を獲得し、ゴードンは平均20得点、シュート成功率45パーセント、3P成功率41パーセントで、ブルズをイースト7位(41勝41敗)へ導く力になった。結局、シカゴはファースト・ラウンドでディフェンディング・チャンピオンのセルティックスに3勝4敗で――7試合制のシリーズで4試合がオーバータイムになったのは初めてという、おそらくプレーオフ史上最高の対決の1つ――敗退したけれども。

ゴードンは3点差で負けた第2試合で42得点し、彼とローズがイーストで最も爆発的なバックコートになりうることを示した。それにもかかわらず、シカゴとの長期契約はまとまらず、ゴードンはデトロイトと契約した。多くの人は、ここから彼の平均得点もキャリアも衰え始めたと見ている。それでも彼はまだ、最後のシーズンに肩を故障したにもかかわらず、頼りになるアウトサイド・シューターとしてデトロイトでの3シーズンで平均12.5得点という成績を残し、失敗せずに9連続3P成功という自分のNBA記録にも並んだ。

しかし、デトロイトは3シーズンともプレーオフに出場できず、1シーズン30勝以上したこともない。ゴードンは6月にシャーロットへトレードされた。

エクスパンション・チームの創設シーズンに、ボブキャッツはオカフォーをドラフトした。オカフォーはボブキャッツでの全5シーズンで平均ダブル・ダブルの成績を残している。2007年にはリーグのシーズン・ハイとなる10ブロックを記録し、それはマディソン・スクエア・ガーデンの最高記録でもあった。

それでも、ボブキャッツはプレーオフと縁がなく、オカフォーがいる間に35勝以上したこともない。

そして、ゴードンと同じく、2008-09シーズンはおそらく彼のベストであり、ボブキャッツでの最後のシーズンにもなった。彼はシュート成功率56パーセントを記録し(13位)、1試合平均1.7ブロック(10位)だった。

2009年に、タイソン・チャンドラーとのトレードでホーネッツへ移った(オカフォーの下降の最初の兆候と見られる移籍)。ニューオーリンズでの3シーズンで平均10.3得点、8.8リバウンドと堅実な成績を残したが、シャーロット時代より下がり、初めてダブルダブルを記録しなかった。さらに悪いことに、昨シーズンはひざの怪我で39試合欠場した。大学時代のチームメイトと同じく、オカフォーも6月にウィザーズにトレードされ、新天地でもう一度やり直すことになる。

ゴードンとオカフォーが2004年の全米チャンピオンになったのは、もうずいぶん昔のことに思われる。彼らには故障したシーズンがあり、スタッツも低下した。しかし今、彼らは新しい状況の中で、ベテランとして、苦闘する再建中のチームに提供できる多くの過小評価されたポテンシャルがある。ゴードンは昨シーズン二桁の勝利さえなかった(7勝59敗)チームに加わる。シャーロットは3Pでもリーグ最悪(29パーセント)だったので、彼はペリメーターの弱さを埋める。マイケル・キッド=ギルクリストや大学の後輩でもあるケンバ・ウォーカーのような若くて才能豊かな選手たちのメンターにもなれる。

ボブキャッツのマイク・ダンラップHCは、ゴードンを大いに信頼している。
「決勝シュートを決めてほしい。時にはチームを運んでくれるだろう」

デトロイト・フリー・プレスの最近の記事は、2004年のゴードンのルーキーシーズン以降、第4Qの得点がゴードン(2756得点)より多い選手は7人だけで、最後の2分の得点がゴードンより多いのは9人だけだと指摘している。また、彼は最後の10秒で4回決勝シュートを決めた。今シーズンについて述べるのはまだ早いが、プレシーズンでは平均15.3得点(現地15日現在)している。

一方オカフォーは、昨シーズンの平均リバウンドが20位(41.7)のウィザーズにインサイドのディフェンスをもたらすことができる。ネネとオカフォーは、ジョン・ウォールや今年の3位指名のブラッドリー・ビールという若手ガードを中心に築くチームの重要な一員だ。昨シーズンわずか20勝のウィザーズは、2008年以来のプレーオフ進出を目指している。

トップも底辺も知っているゴードンやオカフォーは、再建中のチームにリーダーシップをもたらす適任者だ。

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