So unlike Mike

で、昨日のESPNの記事、読んでみたのでホントにざっくりですが。
オフシーズンでヒマなもんだから、あちこちのメディアが話題にしているようです。

でも、マイケルが現場に直接かかわらなくなったら、MJファンとしては気楽だな~。(笑)

So unlike Mike
By Ryan McGee | ESPN The Magazine

4月26日、シャーロット・ボブキャッツの2011-12シーズンの最後の数分が刻々と過ぎていき、タイム・ワーナー・ケーブル・アリーナの観客(公式発表は1万6023人だったが実数は約半分)はバラバラと帰り始めた。彼らは歴史を目撃させられた。その夜の104対84の敗戦により、ボブキャッツはNBA史上最低勝率を記録に残すことになったのだ。

そのとき、センターコート上のHDスクリーンにオーナーの姿が現れた。マイケル・ジョーダンはボブキャッツ・ベンチの隣のいつもの席にはおらず、上階のボックス席に(身を隠して)いた。しかし、何の指示も受けなかったスコアボードのオペレーターがジョーダンの顔を画面に映し出したとき、かつてほとんど想像もできなかったことが起きた。人影もまばらな二階席のどこかから、短いけれども激しい勢いの・・・・ブーイングが。

ニックスのベンチにいたバロン・デイビスは、「今の聞いたか?」とチームメイトに言った。「MJがホームコートでブーイングされることなんてあったか?」

これがマイケル・ジョーダンにとっての新しい現実だ。選手として今でもGOATと考えられている男は、エグゼクティブとしては間抜け(goat)だというささやきを聞かざるを得ない。今や、クレイグ・イーローやブライオン・ラッセルのイメージはクワミ・ブラウンやアダム・モリソンのイメージに輝きを奪われる恐れさえある。選手として史上最高のシーズンを送ったジョーダンは、エグゼクティブとして史上最低のチームを所有している。

「もちろん、私はコンペティターだ」と、シーズン後、7勝59敗の成績についてジョーダンは言った。「失敗で記録に残りたくない」

しかし、彼はそうなのだ。そして、このすでに思いも寄らない経路から出て行くために、ジョーダンは昨年、最も思いがけないターンをしたといううわさがある:試合に勝つために、マイケル・ジョーダンは方程式から立ち去った。フロント・オフィスのスタッフに、自分は彼らの仕事に影響を及ぼさないと約束したという。さらに、ボブキャッツの統制権を新世代のGMに手渡したと。彼はオクラホマシティでやった仕事をシャーロットのためにもやり、そうすることでジョーダンの低迷する評判も救うことになる。

選手として敗北を認めなかったマイケル・ジョーダンは、今回の行動から考えれば、プレジデントとして敗北を認めた。

これは、2010年にボブ・ジョンソンからボブキャッツを買ったとき、ジョーダンが心に描いたオーナーとしての人生ではない。1億7500万ドルを投じることでフランチャイズの支配権を引き継いだ彼は、ワシントン時代とは異なり、もう誰にも従う必要はなかった。

ジョーダンは公の場に登場する機会を厳選し、フロント・オフィスにも来たり来なかったりで、ファンからも批判されるようになった。春になると、NCAAトーナメントに影響されて、スタッフが1年がかりで決めたドラフト候補のポジショニングをリセットした。彼が計画することは、GMのロッド・ヒギンスや当時HCだったラリー・ブラウンが“我慢”することで最後には実行された。観客動員は、地元のお気に入りのジェラルド・ウォレスやジェイソン・リチャードソン、レイモンド・フェルトンのおかげで安定していた。彼らは初めてプレイオフにも進んだが、ハードウッドの下で衰退は始まっていた。

「難しい位置なんだ」と、現在SMUでヘッドコーチを務めるブラウンは言う。「イースタンカンファレンスで9位の座を守り、サラリーキャップを超えるのか? 降りるのも難しい。そこに甘んじるか、何もかも吹き飛ばして一からやり直すか。B案は危険だ。長期のペイオフはうまくいくかもしれないが、穴は深くなる」

それは、明らかにボブキャッツとジョーダンが2011年に選んだルートだ。良くなるために失敗する。2010年の中心選手たちはキャップルームを作るために売り払われた。1年のうちに、経験豊富なヘッドコーチであるブラウンと後継者のポール・サイラスはいなくなり、55歳のルーキー・コーチ、マイク・ダンラップが雇われた。ヒギンスは球団社長に昇進し、自分の後任のリッチ・チョーGMと働くことになった。

「それらの動きの一つ一つが、マイケルが本気で脇へ寄るつもりであることの証拠だ」と、イースタンカンファレンスのあるチームのGMは言う。「今後は、彼らの成功も失敗もリッチの責任になる。マイケルはきっと、リッチにそう念押ししたはずだ」

そのGMは、ポートランドとオクラホマシティのロスターの構築に関わったことでリーグ周辺の尊敬を集める47歳のチョーを「マネーボール系」と言う。チョーによると、15ヵ月前、トレイルブレザーズのGMをやめてシャーロットへ来たとき、ジョーダンからの進撃命令はシンプルで明確だった――ドラフトを通してチームを築き、FAを獲得することで若手を補い、トップを目指す。本人の告白によれば、ジョーダンは、キャップスペースさえあれば自分の力でクリス・ポールやドワイト・ハワードを誘うことができると考えていた。しかし、昨年学んだように、ナンバーディスプレーに“MJ”の名が表示されても、LAの魅力にはかなわないのだった。

「制限付きFAという制度がある今は、以前よりも難しくなった」と、ドラフト前夜にベン・ゴードン+2013年の1巡目指名権というトレードをまとめたことで称賛されているチョーは言った。「所属チームが簡単にその選手を失わないシステムだ。ショッピングリストは制限される。各チームはポテンシャルに費やすことをいとわないから、若い選手はどこへも行かないだろう。だから、我々もポテンシャルのある人材を見つけなければならない」

チョーによると、最初の就職面接でボブキャッツの時代遅れなスカウティング・メソッドに疑問を呈した。チョーは、もっと大勢のスタッフと新しいソフトウェアが必要だと進言した。ジョーダンはチョーとチョーが求めたスタッフを雇い、データベースの開発に6桁の予算を与えた。現在、チョーの携帯電話は全世界のプロと大学の選手についてのスカウティングレポート、ニュース記事、契約の詳細を即座に集めることができる。

アプローチの違いはすでに明白だ。2011年6月、チョーはボブキャッツに加わったばかりで、実権もなかった。シャーロットは9位でケンバ・ウォーカーを指名した。それは典型的なジョーダンのチョイスである:チームをNCAAタイトルへ導くところを見て熱中した選手。言い換えれば、ジョーダンは自分を見たのだ。1年後、ボブキャッツはアンソニー・デイビスの残念賞としてマイケル・キッド・ギルクリストを選んだ。ケンタッキー大学のジョン・カリパリHCから、「優勝チームで最も勤勉なメンバー」と称賛されたキッド・ギルクリストは、チョー好みの選手と考えられている。

マイク・ダンラップにはディビジョン3とディビジョン2とオーストラリアのヘッドコーチ経験しかない。ボブキャッツのプレシーズンのロスターはNBA経験が5年以下の選手が並んでいる。ジョーダンが若手に基礎を理解させる「教師」を探していたとき、最初にダンラップを推奨したのがUNCの同窓生であるジョージ・カールだった。

「我々が若いことは秘密ではなく、我々はそれについて正直でなければならない」と、ダンラップは言う。 「倒れてひざを擦りむいたり、壁に激突する覚悟もいる。これは一歩一歩進むプロセスだ。成功は一晩で実現できないのだから」

真実を納得して受け入れることがどんなに困難だったか、本当のところはオーナー本人にしかわからない。彼はようやく、ハードウッドで敵を壊滅させたスキルが、マホガニーのデスクでは同じ効果を発揮しないことを知ったようだ。クラッチタイムにスリーを決めるために生まれた人々がいるように、チームを編成するために生まれた人々もいる。大事なのは、自分がどちらのグループに属する人間か自覚し、他のグループから去ることだ。

ボブキャッツの関係者によれば、ジョーダンは新しい考えに忠実で、ドラフトの作戦会議から離れ、役員室に行ったという。ジョーダンは、民主党全国大会がある夏の間「市の顔」として予定がいっぱいであることを理由に、この記事のためのインタビューを断ってきた。それは、コミュニティー・リレーションズのスタッフをレイオフしたボブ・ジョンソンや、中指を突き立ててニューオーリンズへ移転したジョージ・シンが損なった地元とのつながりを修復する重責の一部でもある。

「我々は、この都市にあった空気を再生したい」と、ジョーダンは一番最近のCats Careのチャリティーで述べた。「ブルズの一員としてここへ来たとき、この場所は素晴らしかった。その情熱は今でもこの都市にある。結びつきは取り戻すことができる。我々は、こちらからその絆を結ばなければならないと思っています」

聴衆から、握手も素晴らしいが、勝利こそその絆を再建する最も早い方法だと声がかかると、ジョーダンは笑顔でうなずき、「あなたは正しい。私を信じて下さい。私は・・・私たちはそれに取り組んでいます」

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