ハードキャップ
12月開幕でも全82試合の開催は可能?
ISM 10月23日(日)16時16分配信
NBAコミッショナーのデイビッド・スターン氏が、NBAの試合を中継する米テレビ局のESPNとTNTに対し、レギュラーシーズン開幕が12月にずれ込んだとしても、シーズン全82試合の開催は可能だと話したという。バスケットボール情報サイト『SLAM』が現地22日、伝えた。
同サイトは、バスケットボール情報サイト『SI.com』掲載の記事を引用。労使交渉に詳しい関係者2人によれば、スターン氏は中止になった試合をシーズンの後ろに移動させれば、12月開幕でも全82試合を行うことが可能だとテレビ局側に保障したという。
また、『ニューヨークタイムス』(電子版)によれば、オーナー側と選手会は今週末に電話会談を行う可能性があり、来週中にも労使交渉が再開される見込みもあるとのことだ。
・・・12月に開幕できるんでしょーか。
とりあえずシャーロット・オブザーバー的には「ハードキャップが導入されないとね…」という感じなので、そこがどう決着するかも気になりますし。
Players fight salary cap to overall detriment of NBA
Posted: Thursday, Oct. 20, 2011
Tom Sorensen
NBA選手は貪欲ではなく、間違っている。
サラリーキャップがなければ、スモールマーケットのチームは試合に負け続け、金を失い、チャンピオンシップを争う機会を失い続ける。それにもかかわらず、選手たちはそれと戦う。
例外として、スモールマーケットのサンアントニオは4度優勝し、オクラホマシティにも可能性はある。もちろん、スパーズはティム・ダンカン、サンダーはケビン・デュラントという10年に一人の逸材をドラフトするチャンスに恵まれた。
サンアントニオの前に優勝したスモールマーケットのチームは1979年のシアトルである。1979年と言えば、ジミー・カーターが大統領で、ウォークマンがデビューし、デュラントが生まれる9年も前のことだ。
NBAにはサラリーキャップがある。しかし、それは見せかけに過ぎない。従って、巨大マーケットは大金を使ってタレントを集めることが許される。
シャーロットのようなスモールマーケットのファンにとって、すべてのシーズンがテストだ。あなたはバスケットボールが好きですか? それを証明してごらん。
私はNBAファンで、ボブキャッツが見たい。ルーキーのビスマック・ビヨンボとケンバ・ウォーカーを見たい。 私は数週間前、ゴールデンステイトのステフォン・カリーと会った。「ケンバはホントにプレーできるよ」と、彼は言った。
私はカリーを信じている。しかし、ボブキャッツはひどいだろう。2010年のカロライナ・パンサーズと同じくらいひどいかもしれない。しかし、昨シーズンのパンサーズは機能不全だった。ボブキャッツにはプランがある。彼らは良くなるチャンスを得るためにあえて悪くなることをいとわない。
ボブキャッツとパンサーズの違い、NBAとNFLの違いは: NFLは希望を与えてくれる。
NFLにはサラリーキャップがあるから、カロライナはきっとニューヨーク・ジェッツやニューヨーク・ジャイアンツやシカゴ・ベアーズと競うことができる。
次のダンカンやデュラントがシャーロットに降臨しない限り、ボブキャッツにはニューヨーク・ニックスやシカゴ・ブルズと競うチャンスがない。
私はカレッジ・バスケットボールよりもプロ・バスケットボールが好きだ -- そして私はカレッジ・バスケが好きなのだ。しかし、NBAのカースト制には疲れた。
MLBがだんだん時代遅れになったのは、一定のチームが勝たないからである。同じ力学がNBAにも当てはまる。
昨シーズンのシャーロットにとっての勝利とは、ジェラルド・ヘンダーソンが育つのを見守ったり、ポール・サイラスが雇われたことで、もうラリー・ブラウンHCが自分の選手をなじる新しい形容詞を探すのを見ないで済むことだった。
ボブキャッツがプレーオフを勝ち進んだり優勝できるかもしれないと思っていたのは10歳の子供だけだ。
スモールマーケットのピッツバーグと対戦したスーパーボウルでスモールマーケットのグリーンベイが優勝したように、NFLはあらゆるチームが戦いに招待されている。
NBAはそうはいかない。ボブキャッツは招待されていない。
第二のダンカンが現れるか、選手会がざるではないサラリーキャップに同意しない限り、ボブキャッツは決して招待されない。